2007年3月に建築CADベンダー有志を中心に建築CADで使用する住宅設備3D部品データのフォーマットの共通化についての話し合いが始まりました。 |
特定の建築CADのフォーマットを基準とすると利害関係の影響を受け易いために、3DCGツールで定評のあるShadeのフォーマットをベースに共通フォーマットの要件定義を行うことになりました。 |
従来の技術では、数値パラメトリック変形や部品の組み換えを行うことができませんでしたが、Shadeにはその要素技術があることが判明しました。 |
以来、より具体的な技術仕様や製作指針についての検討が進み、SPEEDフォーマットで作られた3D部品データの読み込みと書き出しを容易にするSPEEDライブラリの開発が行われています。 |
SPEEDフォーマット評議会の歩み | |
2007年3月 | SPEEDフォーマット評議会発足 (8社) |
2007年7月 | 日本ユニシス・エクセリューションズ参加 (9社) |
2007年10月 | コンピュータシステム研究所参加 (10社) |
2007年12月 | ハウジットへの第一回説明 (プロトタイプ) |
2008年9月 | SPEED部品製作ツール、Shade 10 SPEED評価版の提供開始 |
2008年10月 | 制作指針1.0の策定 CADシステムの実装や部品制作過程での課題を収集 |
2008年11月 | ジャパン・ホーム・ショーに出展、セミナー開催 |
2009年1月 | 制作指針 1.0による部品プロトタイピングに着手 |
2009年3月 | 建具に対応した制作指針 1.1の策定に着手 |
2009年7月 | SPEED 2.0の技術仕様確定 建具に対応した制作指針 1.1確定 |
2009年8月 | 要件定義スタート |
2009年10月 | SPEED 2.0ツール、ライブラリの評価版の提供開始 |
2009年11月 | ジャパン・ホーム・ショーに出展、セミナー開催 |
1.0 | 建築CADシステム用共通部品フォーマットの実証バージョン |
1.1 | 建築CADシステムに「建具」の実装を実現したバージョン |
2.0 | 建築CADデータの共通化に向けた商用バージョン |
2.x | WEBサイトとの親和性向上 |
3.0 | 製造CADシステムとの連動 |